キーン♪コーン♪カーン♪コーン♪
起立!礼!どうもです。
暗算が大の苦手、脱出警部です。
(フラッシュ暗算とか、できる人すごっ!)
みなさん、唐突に問題です!
こちらの計算の答えはいくつでしょう?
ということで、謎解き学習塾4時間目の今回は、算数です!
※謎解き学習塾#とは
謎解きの解き方や考え方を学ぶのではなく、謎解きで出てくるような勉強系の知識について、改めて学習していこうというものです。
(筆者の自分が、とある謎解きで、英単語を間違えていて、全然謎が解けずに恥ずかしい思いをしたことから始めたものです。)
算数の今回、算数の中でも、四則演算について学んでいきましょう。
四則演算の計算順序を学ぶ
まず、「四則演算」という言葉はお分かりでしょうか。
「四則演算」とは、4つの種類の計算方法のことで、簡単に言えば、足し算(+)・引き算(-)・掛け算(×)・割り算(÷)のことです。
ということで、今回は、足し算のやり方を!・・・・・なんて、さすがにやりません(^_^;)
大人でも、うろ覚えみたいのを一緒に勉強していこうと書いていますので( ̄▽ ̄;)
今回は、四則演算の計算順番について学んでいこうかと思います!
計算順番というのは、皆さん、この計算を解いてみてください。
問題) 3+5×7=?
さて、どうでしょう(^_^)?
答えは、56ではありませんよ。
正解は38です。
四則演算の計算ルールで、足し算・引き算よりも掛け算・割り算を先に計算するというルールがあります。
そのため、3+5の前に、5×7を先に計算することになり、
3+5×7 ⇒ 3+35 ⇒ 38 という計算順序となります。
意外と、細かな計算順序が決められているので、忘れてしまった方もいるのではないでしょうか。
四則演算は、計算の中でも基本的なものなので、計算順序を誤ってしまって答えを間違えてしまうのはもったいないので、計算順序のルールを確認していきましょう。
基本的な計算順序のルールは、
①( かっこ )
② 累乗
③ 掛け算・割り算
④ 足し算・引き算
※優先順位が同じものならば、左から計算していく。
①>②>③>④といった優先順位になっています。
それぞれの項目を見ていきましょう。
①の“かっこ”。
かっこの種類には、小かっこ( )・中かっこ{ }・大かっこ[ ]の3つあり、基本的には小かっこを使います。
小かっこを囲んでかっこを使い場合に中かっこ、さらにその外側にかっこを使いたい場合は大かっことなります。
例) {(3+2)×4}-5 など。
②の“累乗”というのは、2の3乗など、数字の右肩に小さな数字(指数)が乗っているやつです。
累乗の計算も、負の数(マイナスが付いている数)がどうかでも、少しややこしいので、また機会がありましたら累乗についても書いていきたいと思っています。
そして、①,②を計算した後、③掛け算・割り算を計算し、④足し算・引き算をします。
この順序が、基本的な流れになります。
さて、計算順序を把握したところで、練習問題を解いてみましょう。
上で示した計算順序で解いてみましょう。
シンキングタイム、スタート!!
・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
さて、解説です!
さて、計算順序が把握できたところで皆さん。
そういえば、冒頭の問題は、解けましたか?
こちらの問題です(^_^)
もしかしたら、9になりましたか?
それとも、1になりましたか?
実はこの問題、かつて、Facbookで投稿された問題で、答えが「1」か「9」かで大論争を起こった問題なのです!
計算順序・解釈の違いで、答えが「1」か「9」と2種類が導かれてしまうのです。
それぞれの解き方を見ていきましょう。
答えが「9」になる場合は、算数的な解き方で、先程上で紹介した計算順序通りに計算していくものです。
次に、答えが「1」になる場合は、数学的な解き方で、2(1+2)を1つの項としてみて、先に、2(1+2)を計算する。
さて、「9」と「1」のどちらが正しいのか。
答えは、「9」です!
といっても、これは絶対的な正解というわけではなく、出題者の出題意図としては「9」が正解だそうです。
しかし、上であげた通り、解法が2通り考えられ、答えが「9」なのか「1」なのかと、数学者をも巻き込んだ大論争になったそうです( ̄▽ ̄)
どちらかの解法が、明確に間違いというわけではないからこそですかね。
様々な議論がなされましたが、中には、『そもそも計算式自体が間違っている(不適切である)』という意見もあるそうです。
数学(算数)の問題は、誰が見ても明確である必要があります。
故に、6÷2(1+2)は、上で紹介した通りに2種類の解き方が考えられるため、計算式自体が誤りであるということだそうです。
まぁ、結局どれが正解かは分かりませんね(^_^;)
計算式の解釈次第というところですかね。
文字や関数など使われていない比較的単純な計算式なのに、こういうことになるとは、算数・数学というのは面白いですね。
まぁ、だから、今回の記事のネタに使ったんですけど( ̄▽ ̄)
話が長くなってしまいましたが、計算順序というのは意外と忘れてしまいますけど、大事なことです。
謎解きでは、計算が間違ってしまうと、謎が解けなかったり、その後の大謎に影響を及ぼしてしまうかもしれません。
まぁ、謎解きにかかわらず、計算は正確に(^_^;)
ということで、おさらいです。
謎解きでは、特別難しい計算問題が出ることはないでしょう。
いきなり、三角関数(sin,cos,tan)を使った計算が出てきたら・・・・・・、歯が立ちません( ̄▽ ̄;)
出るとしたら、よくあるのは、「○○の数字に△△の数字を掛けた答えの4桁の数字が、鍵の番号だ」といったような鍵の番号を導くのに計算が必要になってくる場面でしょう。
ということで、今回は、算数で「四則演算の計算順序」を勉強してきました。
謎解きでは計算が必要になる場面は特別多くはないですけど、日常生活では、買い物の場面などで使うので、計算能力は高いといいですよね。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
また算数の記事を書くとしたら、今度は、“色んな図形の面積の求め方”をやりたいと思っております。
では、また次の記事で。
また、読んでいただければ嬉しいです(^_^)
(キーン♪コーン♪カーン♪コーン♪)
ということで、今回の授業はここまで。
ありがとうございました。